iPhoneのSiri、頭脳がGoogleの「Gemini」に|AppleがOpenAIを提訴した件もやさしく整理(新Siriは今秋予定)

iPhoneのSiri、頭脳がGoogleの「Gemini」に|AppleがOpenAIを提訴した件もやさしく整理(新Siriは今秋予定)
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iPhoneのSiri、頭脳がGoogleの「Gemini」に変わる

iPhoneに話しかけると答えてくれる音声アシスタント Siri が、この秋、大きく生まれ変わろうとしています。その“頭脳”にあたるAIが、これまでの OpenAI の技術ではなく、Google の Gemini をベースにしたものに切り替わるというのが今回の話です。

新しい Siri は今秋の登場が見込まれています。日本での提供時期や対応言語は Apple の公式発表を確認してください。あわせて、7月10日には Apple が OpenAI を提訴したことも報じられました。少しややこしいので、この2つを分けて整理します。

こうした受け答えを支えているのは、文章などを生み出す 生成AI と呼ばれる技術です。


事実を、2つに分けて整理する

1. Siri の頭脳が Gemini ベースに

Apple は2026年1月、Siri を作り直すにあたって Google と提携し、Google の Gemini を採用すると発表しました。報道によると、Apple 向けに調整した Gemini を Apple のクラウド上で動かす形で、費用はおよそ年10億ドルとされます。新しい Siri は今秋に登場する見込みです。

2. Apple が OpenAI を提訴

7月10日、Apple は OpenAI と元従業員2人などを、営業秘密の窃盗や契約違反があったとして、アメリカの裁判所に提訴しました。Apple は、OpenAI が自社のハードウェア開発のために Apple の機密情報を得ようとした、と主張しています。OpenAI 側はこれを否定し、他社の営業秘密に関心はないと声明を出しています。

ここで押さえておきたいのは、この裁判と、Siri が Gemini に切り替わることは別の話だという点です。Apple は、Siri の ChatGPT 連携は今回の訴訟の対象ではない、と説明しています。


iPhoneユーザーは、いま何かする必要がある?

ニュースとしては大きいのですが、いま iPhone を使っている人が慌てて何かする必要はありません。関係しそうなところを、身近な順に挙げます。

  • いちばん身近な変化:この秋以降、Siri の受け答えの中身が Google の Gemini になります。より自然な会話や、こみ入った質問への対応が期待される、という方向です。
  • 訴訟そのものは企業間の争い:ユーザーの操作や料金がすぐ変わるわけではありません。今の使い方が急に止まることもありません。
  • まだ確定していないこと:日本での対応時期や、Siri でどこまでできるようになるかは、今後の公式発表しだいです。

続報は、公式発表を落ち着いて待てばよい

  • iPhone の Siri が、この秋、Google の Gemini をベースに作り直されます。頭脳が Google のAIに変わる、と考えると分かりやすいです。
  • 同じ時期に Apple は OpenAI を営業秘密の件で提訴しましたが、これは Siri の Gemini 採用とは別の問題です。
  • ユーザー側で必要な対応は特にありません。日本での時期や詳しい内容は、Apple の公式発表を確認しましょう。

大きく報じられていますが、いまの iPhone の使い勝手がすぐ変わるわけではありません。秋の正式発表を待つ、というスタンスでよさそうです。

出典:ITmedia NEWS「Apple、OpenAIと元従業員2人を提訴 「iPhoneの機密を盗んだ」と主張」/ CNBC「Apple sues OpenAI alleging trade secret theft, says scheme was 'at every level'」/ CNN Business「Apple accuses OpenAI of using stolen trade secrets to create its upcoming AI gadgets in new lawsuit

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