「あの画像、どのチャットで作ったんだっけ」「先週アップした資料、どこにいった」。ChatGPT を使い込むほど、過去のやりとりが積み上がって、目当てのものを掘り出すのに手間取る場面が増えてきます。
2026年7月なかば、その探し物が一気にラクになりました。ChatGPT の検索が、過去のチャットだけでなく、プロジェクト・アップした資料・作った画像まで、ひとつの検索窓からまとめてたどれるようになっています。海外メディアでは「ユニバーサル検索」とも呼ばれる機能です。
うれしいのは、これが Web でもスマホアプリでも、無料プランを含めて誰でも使えること。まず「自分は使えるのか」から片づけておきます。
誰が使えるか
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| プラン | 無料プランを含む、すべてのプランで使える |
| 端末 | Web版・iOSアプリ・Androidアプリのすべて |
| 地域 | 公式は「全世界で展開」と案内。日本からも使える見込み |
地域だけ一点補っておくと、公式が「全世界」と言っている以上、日本でも使えると考えてよさそうです。ただ、日本語表示まわりの細かな出方までは確認できていないので、そこは実際の画面で見てもらう範囲になります。
これまでとの違い
これまでも、左サイドバーの検索から過去の会話を呼び出すことはできました。ただ、探せるのはあくまで会話だけ。プロジェクトにまとめた内容や、チャットに読ませたファイル、ChatGPT に作らせた画像は、その検索には引っかかりませんでした。「会話のどこかで触れた話」しかたどれなかった、ということです。
今回、その対象に、プロジェクト・資料・画像が加わりました。会話だけをのぞいていた窓が、自分が ChatGPT に預けたものをひととおり見渡せる窓に広がる。ここが、いちばん変わったところです。
検索できるもの
ひとつの検索窓から探せるのは、大きく四つです。
| 探せるもの | たとえばこんなとき |
|---|---|
| 過去のチャット | 前に相談した内容を、もう一度開きたい |
| プロジェクト(テーマ別にまとめておく機能) | あのプロジェクトにまとめた話を呼び出したい |
| アップした資料(ファイル・ドキュメント) | 前に読ませたPDFや資料を、もう一度参照したい |
| 作った画像 | ChatGPT に生成させた画像を見つけたい |
検索したあとは、チャット・プロジェクト・資料・画像といった種類でしぼり込めます。「画像だけ」「このプロジェクトの中だけ」と範囲を狭められる、というイメージです。ヒットした結果を選べば、そのチャットや資料がそのまま開くので、探してから中身にたどり着くまでが一続きになっています。
ひとつ正直に添えておくと、アップした資料が検索の対象に加わったのは確かですが、ファイル名を覚えていなくても「中身の話題」だけで資料を引けるかまでは、公式に明記がなく確認できていません。冒頭の「あのPDF、どのチャットで上げたっけ」のように、名前やアップしたチャットの手がかりから探すのが、いまのところ確実な使い方になりそうです。
どこから使うか
入口は、左サイドバーにある検索(虫めがねのアイコン)です。ここに探したい言葉を入れて、必要なら種類で絞り込む。基本はこれだけです。パソコンだと、キーボードの Cmd(Windows は Ctrl)+K でも呼び出せるという案内も見かけますが、こちらは環境で違うことがあるので、まずは虫めがねから入るのが確実です。
順次展開されている最中なので、いま虫めがねを押してまだ新しくなっていなくても、少し待てば入ってくる見込みです。
ChatGPT そのものの基本からおさらいしたい人は、ChatGPTの始め方と基本的な使い方もあわせてどうぞ。
こうして検索の対象を広げる背景には、ChatGPT を「自分のデータの置き場所」として使い続けてもらう、という狙いもありそうです。とはいえ、探し物がラクになること自体は、使う側にとって素直にありがたい変化です。
使い込むほど、ChatGPT の中には、相談した会話も、読ませた資料も、作らせた画像も積み上がっていきます。それを「どこだったか」と探し回らずに、ひとつの窓から引っぱり出せる。まずは左の虫めがねから、探し物を一つ入れてみてください。
出典:ChatGPT リリースノート(OpenAI)に基づく報道 / Digital Trends/Notebookcheck
