Perplexityの「Comet」が代わりに動く|買い物・注文・値段比較をブラウザで

Perplexityの「Comet」が代わりに動く|買い物・注文・値段比較をブラウザで

Perplexity の AI ブラウザ「Comet」に入っているアシスタントが、質問に答えるだけでなく、ブラウザ上で自分で手を動かして作業を進める方向へ一歩進みました。過去のやりとりから覚えたあなたの好みをもとに、買い物や食事の注文、値段の比較といった作業を代わりに進めます。

質問に答えるだけでなく、自分で手順を踏んで作業を片づけるタイプの AI は、まとめてAIエージェントと呼ばれます。この機能でその「働く場所」が、ブラウザの中にしっかり降りてきました。

目次

プラン・地域・対応端末

「面白そうだけど、自分は使えるの?」がいちばん気になるところだと思います。分かっている範囲から。

項目 内容
端末 Mac・Windows のパソコンと、Android・iOS のスマホアプリ(拡張機能ではなく、それ自体がひとつのブラウザ)
料金(プラン) ブラウザ本体は無料。“代わりに動く”作業には使える量の上限があり、無料だと控えめ。Pro などの有料プランで枠が広がる
地域 世界に無料公開・日本からも利用可。公式が挙げる代行の例は海外サービスが中心

無料でどこまで動かせて、有料で何が開くかは変わりやすいので、正確なところは公式の最新情報で確認してください。国内の通販サイトや飲食の注文で同じように通るかは、実際に触って確かめる範囲になりそうです。

覚えた好みで動く。複数タブもまたぐ

この機能は 2025年11月から使えるようになっています。増えたのは、大きく二つ。

ひとつは、覚えた好みに沿って動くこと。これまでのやりとりから、よく選ぶ店や予算、好みの条件などを覚えていて、買い物や食事の注文を、その好みを踏まえて進めます。毎回ゼロから条件を伝え直さなくてよくなる、というイメージです。

もうひとつは、複数のタブをまたいで作業すること。これまで画面ごとに区切られていた作業を、いくつものタブを行き来しながら進められるようになりました。日本にいても実感しやすいのは、値段の比較です。たとえば、航空券や商品の値段を複数のサイトで横断して調べ、表にまとめてもらう。ただし、比べて候補を並べるところまでが中心で、購入や申し込みの最後の確定は自分でおこなう流れになりそうです。

動く前に、必ず許可を聞く

「代わりに動く」と聞くと、勝手に注文や決済まで進めてしまわないか気になります。ここは Perplexity 側も配慮していて、Comet は操作ごとに、あなたが関わり方を選べる作りになっています。ひとつの作業について「自分でやる」「今回だけ代わりにやってもらう」「役立つと判断したら自動で代わりに動く」の三つから選べて、勝手に動き出す前に許可を聞いてくる、というイメージです。

つまり「全部お任せ」というより、どこを任せて、どこは自分の目で確かめるかを、その都度決められます。特に支払いなど、お金が動く場面は、最後に自分で見てから進めると安心かもしれません。AI にどこまで任せて、どこは手元に残すか。その考え方はAIに仕事を任せるときのコツでも触れています。

覚えた好みやカード情報の扱い

買い物を任せるとなると、気になるのは「自分の好みや履歴、カード情報を預けて大丈夫か」だと思います。Comet が覚えた好みや履歴は、自分で中身を確認して消せます。パスワードやカード情報は、原則として自分のパソコン側(端末)に保存される設計とされています。また、個人的とみなされた検索が一定期間で自動的に消える運用もあります。どこまでが保存され、どこからが手元に残るのかは、公式のプライバシー設定で一度確認しておくと、任せる範囲を自分で決められます。AI に個人的な情報を渡すときの一般的な注意はAIに個人情報を渡すときの注意にまとめています。

気になれば、無料で触れる

この動きがはっきり示しているのは、AI の使いどころが「聞いて答えてもらう」から「頼んで動いてもらう」へ広がりつつある、ということです。同じ方向の機能は Comet に限らず、ChatGPT や Gemini にも出てきています。

ふだん自分が手作業でやっている、同じフォームを何度も埋めるような繰り返しほど、これから AI に頼める作業に変わっていきます。ブラウザ自体は無料で入れられるので、気になれば軽く触ってみるくらいの距離感でよさそうです。

出典:Perplexity 公式ブログ「The new Comet Assistant

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次